放置子達の訪問(5)

うちだって、いつも家にいる訳ではありません。土日は子供達連れてレジャーにも行きますし平日は習い事もあります。

帰ってきてインターホンを見るといない間に2回も3回も訪問してきてるよう。土日で一日中いない時なんかは多い時は午前中から夕方5時すぎまでA夫とB子変わる変わる10回近くピンポン鳴らしてるようでした。

土日で家にいると11時半頃にピンポンくるようになり「ゴメンね、もうすぐお昼ご飯だから、、、」というと「うちんちお昼ご飯ない!」と言うようになり「勝手に食べさせるわけにもいかないし、、、お母さん用意して待ってると思うよ?」と言うと「お母ちゃん、マメ太ん家で食べさせてもらってこい!って言ってた!」

用事があって、断った後出掛けようとしたら玄関の前に座ってたこともあります。思わず悲鳴をあげました∑(゚Д゚)用事が終わるのを健気に待っていたようです。

ある日は、A夫くんと一緒に知らない男の子が、、、え?新しいお友達??と思ったら「僕のお兄ちゃん」、、、もう、笑うっきゃない!笑笑

ここまで来ると、さすがに放っておくわけにもいかずに非常識なA夫、母と対決を決めました!

放置子達の訪問(4)

こっからはエスカレートの一方です。

うちは集中力が高い方ではなく、周りが気になるので、まず宿題。それまでは誰か来ても家に入れないルールです。(一度宿題中にとしくんが来たので家に入れたところ宿題どころでは無くなったため)

ある日、宿題中に、A夫やとしくんが来たので、いつも通り「終わったら呼ぶね」ととしくんには一度帰ってもらいA夫には家の前で遊んでてもらいました。

その日はA夫は手提げを持って飲み物も持ってました。おや?珍しい!A夫が手ぶらじゃない、、、と思ったけど、とりあえず宿題終わらせないと、、、とあまり気にしてませんでした。

その後としくんも交え、3人で遊び、帰った後玄関にA夫の手提げ発見!「忘れてる!」と思って持ち上げたところ「ん?重い、、、」何が入ってるのかと覗いたら中身は教科書や宿題計算カードに筆箱がキチンと入ってました。

「ん?どういうこと?」と呆然としてると、忘れ物に気付いたA夫が戻ってきました。

「宿題が入ってるんだけど、お母さん何か言ってた?」って聞いたところ「うん!マメ太ん家で一緒にやらせてもらってこい!って言ってた」

中には大人が聞いていてできたかかどうかチェック項目に丸する音読、タイムを測る計算カードまで入ってます。

「え?私が測るの?え?え?」

白目むきそうになりました笑笑

我が家は学童じゃなーい∑(゚Д゚)

放置子達の訪問(3)

ちょっと困ったちゃんのA夫とB子ですが、2人が来るとマメ太は大喜び。歓喜の声をあげて「A夫ー!!よく来たなー!!!」とハグするんですヽ(´o`;

そんなマメ太を見てると、お母さんにも言って来てると言うし、としくんも来てるのに断るのも可哀想だし、5時に帰ればいいか、、、という気持ちになったマメママ、私。ちなみに、B子は最初の頃は毎日のように来てたものの、頻繁に来るわけではなくなっててA夫が1人で来てました。

「土日も遊ぼうぜ!」と約束してたので、うちはパパもお友達ウエルカムだから良いけどA夫の家もパパがいるし、やっぱり遊ばせていいか、ちゃんと聞かなきゃな、、、と思いA夫が帰る時に「いつも遊んでいただきありがとうございます。土日も遊びたいと言ってるんですが、ご都合もあるでしょうし、一度ご連絡ください。」とLINE IDを書いた手紙をA夫に渡して帰らせました。

次の日も次の日もA夫は来たのですが返事は持って来ずラインが来ることもなく、何日かすぎました。

忘れたころ「これ!」とA夫からクシャクシャの何かをちぎったような紙切れを渡され、中を見たら「いつもお世話になってます。外で遊べと言ってるんですけど言うことを聞きません。よろしくお願いします。ラインはやってません。」と書いてありました。

なんと、まあ、、、うーん。です(ノ_<)

放置子達の訪問(2)

マメ太と同じクラスの男女2人組(以後A夫とB子)が遊びに来た次の日、いつも通り元気いっぱいマメ太が帰ってきました。

我が家は平日は週に3日習い事をしています。今日は習い事の日。習い事の日は帰ってきて、すぐ宿題で、としくんとも遊ばないよ。と約束してます。(それでも忘れて約束してきますが)今日も帰ってきて宿題やらせるのにすったもんだしてたら「ピンポーン」、、、また、習い事なの忘れて、としくんと約束してきたな、、、

インターホンに写っていたのはビックリ、A夫でした。「あれ?今日約束しちゃった?ゴメン、マメ太は今日習い事で遊べないんだ。」「ううん、約束はしてない。分かった!」意外とすんなり。家が遠いのは分かったので、わざわざ来てくれて追い返すことに心を痛めながらも、習い事の前に宿題終わらせなければマメ太夜はやらないし、仕方ないね。、、、30分ほど経ったころ「ピンポーン」、、、あっ、今度こそ、としくんか、、、もう、マメ太は、、、

ドアを開けると、そこにはB子ちゃん。「今日遊べる〜??」しかも、後ろにはA夫も一緒。どうやら、ずっと我が家の前で1人で遊んでたみたいで、そこにB子が来たので、もう一度来た模様、、、

あと、10分ちょっとで習い事出るし、この子達家遠いからついでだし習い事行く時にでも家の近くまで送ってあげよう。家までだと失礼かもしれないけど近くなら問題ないだろう。

「あと、10分くらいで習い事に行かなきゃいけないから少しだけど遊んでく?習い事に行くときにキックボードじゃ危ないし家の近くまで乗せていってあげるよ。ちゃんと、お母さんにはマメ太ん家ってこと言ったんだよね?」「やったー!分かった!うん!言ってきたよ!」

上がるなり「マメ太ー!スイッチやらせてー!俺んち、スイッチないんだよねー!」と大はしゃぎ。「マメ太、おれ喉乾いた!」ん?そういえば、この子達、こないだもキックボード以外手ぶらだったなぁ。知らない友達の家に行くのに手土産とか持たないんだ。私だったら家まで送って行って挨拶して、最初なら、ちょっと気張った手土産とかもたすけどなぁ、、、手土産持ってこいとは思わないけど、水とかお茶も持たさないんだ。外で遊んでて喉乾いたらどうするんだろ?

「マメ太ー!喉乾いたんだけど!」「ねえ、聞いてる?マメ太!」   マメ太は、あまり返事をしない。耳が悪いわけじゃないんだけど、他のことに気を取られてると呼びかけが聞こえないようだ。

なんで私に言ってこないのかな?「お水ください」って言ってくれたら普通に出すんだけどな。

お水を出し、もう出る時間。「さあ、お水飲んだら行くよ〜!マメ太習い事だから、また遊んでね^_^」サッと動いたのはマメ太。A夫とB子は動こうとしない。「何時に終わるの?俺たち、ここで終わるの待ってるよ。」「今日は帰ってくるのが6時近いんだ。ゴメンね。」「じゃぁ、5時まで、ここで遊んで5時になったら帰るから行っていいよ!」、、、え?「ゴメンね、マメママもまめこもみんな行っちゃうから家に誰もいないから、そういうわけにはいかないんだよ?」その後もブーブー言うA夫とB子を説得して「家の近くまで送ってあげる。大体あの辺でしょ?」と近いと言っていたコンビニの駐車場で降ろしてバイバイ。

「俺たち、まだ遊べるから遊ぼうぜ〜!」コンビニの駐車場をグルグル回り始める∑(゚Д゚)「ここは危ないから公園とかで遊びな!じゃぁ、またね」と車を出して横見たらビックリ!キックボードで全力で追いかけてくる!危なすぎるよ〜、、、

放置子達の訪問(1)

私自身も随分頭を悩ませた子供達の訪問について書かせてもらいたいと思います。

放置子と書きましたが、服が汚いとか言葉遣いが汚いというわけではないので、また少しちがうかもしれません。

マメ太が小学校一年生のときの話です。入学してすぐに通学班が同じ男の子(以後トシくん)と仲良くなりました。家が近いというのもあり、お母さんともご挨拶して連絡先も交換して多い時には週6日、我が家で遊んでいました(向こうの両親は共働きだったのと目を離したところでマメ太がトラブルを起こすのをおそれて基本は我が家)近所に仲の良いお友達が出来て母としてもすごく嬉しかったです^_^

学校生活にもなれた2学期「ママ!俺今日友達とうちで遊ぶ約束してきちゃった!学校で3時に待ち合わせした!」、、、とうとう、こんな日が!お友達大好きなマメ太、実際に会えば「これから遊ぼうぜ!」と誰かれ構わず誘いまくるフレンドリーな子ですが、お友達の名前を覚えたり予定を覚えるのが苦手のためか約束してくる、ということはなかった(実際としくんとも家の前まで帰りが一緒なので「これから遊ぼうぜ!」とその場で約束する、名前を完璧に覚えたのは週6遊んでても2週間ほどかかった)ので初めてのお約束(待ち合わせした子の名前は忘れてましたが、、、)喜んで約束の3時に学校に行ってみましたが、そこには誰もいませんでした。

「まあ、小学生の約束なんてこんなもんかな?マメ太だって逆のことしてそうだし、、、」なんて思いながら家に帰りましたが、雨も降ってきてるし、もし、この後にきたら1人で雨の中待つのかな?と、どうにも気になって30分後に今度は車でマメ太も乗せて念のためのつもりで学校周りの様子を見に行きました。「あっ!いた!あの子だよ!俺が約束した子!」

息子の指差す方を見ると、そこには雨の中傘も刺さずにキックボードに乗ってる男の子と女の子が2人立っていました。

見知らぬ子を車に乗せるのは良くないとは思ったのですが雨も降っていたし家の場所も知らないから家に来てとも言えなかったので「とりあえず乗って」と2人を車に乗せました。2人は大喜びで「乗っていいの〜?わーい」とはしゃいでいましたが「車に乗ったこと母ちゃんに内緒にしなきゃ!怒られちゃうわ!」と女の子が言ったので途端に色々不安になりました。

家につき「ねえ、お母さんにマメ太の家に遊びに行くってこと、ちゃんと言ってきた?」と聞いたら2人ともゴニョゴニョ、、、ん?怪しい、、、もしかしたら勝手に来たんじゃないかな?

聞いてみると、家もどうやら我が家から大人の足で徒歩15分は、かかりそうな距離、普通に考えたら小学一年生を雨の中キックボードで遊びに行かせる距離ではないと思い「ちゃんと、お母さんにマメ太ん家に行く。行っていいかを聞いてから来てね。でないと今頃お母さんが心配してるかもしれない。送ってってあげるから帰ろう。」と2人を歩いて送って行ったのですが、家まで着いてこられたら困る!と思ったのか少し歩いたところで「大丈夫だから〜!」とキックボードで走って行ってしまいました。心配で、姿が見えなくなるまで見守っていると横断歩道のない道路を横切り雨の中見えなくなりました。

これから、この2人との長い戦いの日々が始まるのでした。

はじめまして、マメママです

うちの息子は4歳の時にADHDと自閉症スペクトラムの気がある(診断時には自閉症の方はほぼ消失)と診断されました。

それは、もう公園の噴水に飛び込んでみたり1歳で4〜5メートルはありそうな、遊具のお城のてっぺんまで登ってしまったり、その場に居合わせた知らない子のお腹に血が出るほど噛みついたりと色々な事件を起こしてくれたヤンチャ坊主です。彼のことで謝った回数は一体何回、、、何百回にあがるのか、、、若い頃つっぱっていた私なので、人生でこんなに謝る日が来るなんて想像もしていませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。

年と共に落ち着き今では少々困ったクセ、こだわりがあるのと人との距離感が分からないくらいで昔がウソのように落ち着いております。

妹は少食で悩んでるの、、、というレベルで話して良いのかの少食娘。乳児の時は母乳を飲まないので生後4ヶ月たつころには母乳が止まってしまい、粉ミルクも8ヶ月くらいまで飲んだ時でも40〜60ml、体重が増えないどころか減ってしまったりもしたので5ヶ月で早めに離乳食を開始しましたが当然食べず、、、幼稚園に入学しても一口食べるのに30分かかる状態で、このままでは死んでしまうんじゃないかと色んな所に相談しました。

そんな妹、今でも少食ですが不思議なことに身長こそ小さいですが、ガリガリというわけでもなく元気いっぱいスクスク成長しております。

そんな2人の成長の想い出を書いていければ、、、と思いますのでお付き合いいただけると幸いです。